ガラスの宝石箱

日々のキラキラしたものを詰め込む場所

日曜の夜ぐらいは…第7話【ドラマ感想】

テレビ朝日系列日曜22時ドラマ

日曜の夜ぐらいは…

www.asahi.co.jp

 

 


一週遅れで追いかけている
日曜の夜ぐらいは…第7話!

ここからネタバレです↓

 

第7話は大きな事件もなく緩やかでほっこりとカフェ開店に向けて動き出した4人と1人が描かれていましたね。
あと何気にフジコさんとサチママのコンビも好き。
少しずつ自分の内にあるものを出して娘や孫の前では出せなかった弱みみたいなものが垣間見えた回でした。


カフェ予定地を見回りする4人が可愛くて
まだ何もないのに今日も無事です!って写真を送り合うんですけど、
こうして自分達の大切な場所ができたのが本当に嬉しいんだろうなぁとこちらまでほっこりとしてしまいました。


その見回りの最中に宝くじ売り場を見かけたサチが気付いて、3人がお礼を言いに行くと言って行けていなかった宝くじ売り場の店員さんに会いに行くのですが、その時ミネくんはお留守番で。
そういう3人が好きだし3人であることに意味があってそこに無理矢理入ろうとかそういうのは違って、ただ4人として仲間に入れてくれるときがあってそれが嬉しい。
みたいことをミネくんが言うんだけど、本当にミネくんはただ3人を見守りたいんだな〜って微笑ましい。

そしてそんなお留守番をするのがサチママとフジコさんと3人でってのも面白い。
なかなかにいいコミュニティになってますよね。

お礼を言いに行った3人と奴さんのやり取りも可愛くて、そしてその後告げられる若葉のトラウマに「克服しようとか思わなくていいからね」って言える翔子もいいなぁと。

若葉は色々と怖い目にあったり嫌な想いをしてきたせいで、極度に男性が苦手みたいなのだけど(そう考えるとほんとにミネくん男性としてのオーラがないよねw)それって結構生きづらくてこの先もしんどいと思う。
世の中半分は男だしね。

でもカバーに入るよ、フォローするよって言ってもらえるのってありがたいよね。
申し訳ないって気持ちが生まれてしまうかもしれないけど、そこはまたそれぞれが苦手なことをフォローし合えばいい。
そんな風にどんな時も助け合って支え合えるの仲間がいるって本当に羨ましいくらい、奇跡だと思う。

3人で会いに行ったときにサチが
「結局金かぁ…当然なんだけど、なんか悔しいね」って言うけれど
確かにお金が降ってきたから今3人で一緒にいられて幸せを感じられるってのはあると思うんだ。
でも宝くじを買う前から3人が出会った時点で幸せは始まっていたのかもしれない。

お金がないと身動き取れないのは確かなんだけど、拠り所があるときっと違うから。
そこにお金の力が加わることによって余裕が生まれてより摩擦が減る‥みたいなことなんじゃないかなって。

少なくとも若葉と翔子はお金がなくても2人に会いたくてバスツアーに参加してたわけだしね。
そこに見出していたんだと思う。希望の光みたいななにかを。

まーでもお金、大事だよね笑


カフェが動き出したところでサチの職場で急に人手不足になって、今までですら働き過ぎなのにそれ以上に忙しくなってしまってカフェの打ち合わせに参加できなくなってしまったサチ。
けど、その時に“なんで今”とか”フザケンナ”とかそういう負の感情じゃなくて「ずっと生活を支えてくれた職場だから助けたい」って言えるサチ凄い。
職場のこと全然好きじゃないと思うけど、それを切り離して恩を返そうとしてるのはこの先離れるつもりがあるからなのかもしれないのだけど、色々しっかり線引してあのセクハラ店長のことも「仕事は好きです。尊敬してます」って言えるの凄いなぁ。

今までのただ消化する日常ではもしかしたら出てこなかった言葉なのかもしれない。
思ってたとしても口には出さなかったんじゃないかなー
なんかね、こうグッと来ました。

そして託したカフェの方も常にサチのことを考えていて離れててもチームって感じが凄く良かった。


相変わらず不穏な因子は生きてて
そろそろちょっかい出してきそうだし
(てか移住民で事情知らなかったんだとしても勝手に引越し先教えるなよ……)
どうなるかわからないけど壊される事なく手を取り合って乗り越えていってほしいな。